【初めての 蒸篭(せいろ)】選び方 / 使い方 / 片付けまで / 冷凍ごはんや食材を蒸してみた【蒸し料理】

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こんにちは、FuFu-Thirtyです。 寒い季節になると、我が家では「鍋料理」の登場頻度が高くなるのですが、今年は「鍋料理」に加え、せいろを使った「蒸し料理」を楽しんでいます。 そこで今回は、我が家で使っているキッチンアイテム「せいろ」をご紹介。 蒸篭の選び方、使い方に加え、実際に蒸篭を使って、冷蔵庫の中にある余った食材を蒸してみたいと思います。 蒸篭デビューしたいと思っている方の参考になったら嬉しいです。

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ステンレス製の蒸し器から蒸篭へ

これまでは、蒸し料理をするときは、ステンレス製の蒸し器を使っていました。折りたためてコンパクトになるのは良かったのですが、お肉を蒸すと肉汁の塊みたいなのがくっついてしまって、隙間にこびりつくと洗うのが大変でした。 そこで、新たな蒸し器として「せいろ」を探しはじめました。

蒸篭の選び方

素材の違い

蒸篭を選ぶ際に知っておきたいことが、素材による特徴の違い。

「ひのき」は、耐久性に優れているので、長時間の蒸し料理向き。蒸篭の素材の中でも、品質が良いので、価格も高い傾向にありますが、きちんとお手入れできれば、長く愛用できます。 ひのきは蒸すと木の香りを楽しむことができます。

同じく木の香りを楽しめるのが杉。 「杉」は、蒸篭の素材の中で最も購入価格帯が安いので、初めて蒸篭を試してみるには、手を出しやすいと言われています。また、乾かしやすくお手入れが簡単なのも魅力的です。

木の香りが気になる方は、「竹」がおすすめです。 竹は、強度もあり、衛生的にも優れた性質を持っているので、カビが発生しにくいと言われています。ひのきよりは、価格帯は安くなります。 蒸篭は、安いものから高いものまで、素材の違いによって価格帯も変わるので、各素材の特徴は理解した上で検討すると良いと思います。

初心者の私が選んだ蒸篭

私はお手入れがきちんとできるタイプではないので、蒸篭はある意味消耗品と考え、お手入れがラク、かつ、買い替えやすい手頃な値段のものが良いと判断しました。

そして、私たちが選んだ蒸篭が、こちら。 素材は「杉」です。 燕舞(Yan Wu)というブランドのもので、好きな中華料理屋さんでこの蒸篭が使われていたことが、この蒸篭を知るきっかけになりました。 業務用向けの商品のようですが、蓋と身は別売りで、合わせて2300円くらいで、Amazonで購入しました。

サイズの決め方

では、この蒸篭を見ながら、サイズの選び方について、お話します。 使用する人数によって、おすすめサイズの目安はあるようですが、 どの鍋を使って、どんな使い方をしたいか、考えてみるのが良いと思います。 例えば、我が家の場合、 使う鍋は、バーミキュラのライスポットを想定していたので、 鍋の直径に合わせた24cmを選びました。 これ一段で二人分の蒸し料理が賄えれば良いと考えていました。 作りたい料理としては、蒸し野菜や焼売・小籠包を楽しみたい、 その一方で、茶碗蒸しや酒蒸しなど、お皿ごと入れるような料理で使うことは無さそうかなと思っていました。 そうなると、蒸篭の深さはさほど気にするポイントではないということになります。 ちなみに、このせいろの身の高さは、約48mmです。 人数や食材ごとで蒸篭を分け、一気に調理をしたいと思うのであれば、小さめサイズで複数というのもありです。どの鍋を使い、どんな使い方をしたいか、考えて選んでみてください。

食材を蒸してみよう

冷蔵庫から食材選び

それでは、蒸篭を使って、冷蔵庫にある余り物の食材を蒸してみようと思います。 この日は、夫がお出かけしていたため、夜ごはんは私一人。 冷蔵庫にあるものを蒸すだけで手軽にごはんを済ませようと思います。 まずは、先日ライスポットで炊いた栗ご飯。普段は、冷凍のご飯は電子レンジ解凍ですが、試しに蒸篭で温めてみたいと思います。 冷凍庫には何があるかな〜。 お!豚肉がありました。厚さ1.5cmくらいありますね。 鶏胸肉も蒸すと美味しいので、これもやろう。 お肉が大好きなので、肉に寄りがちですが、お魚も食べておきたい。 あ、鮭がありました。 野菜はどうしようかな、冷凍保存していた椎茸にしましょう。 もう少し野菜を食べたいので、野菜室にあったレタスと人参を入れようと思います。 もう1種類あっても良いかな。そうだ、海老にしよう。 という感じで、冷蔵庫にあった食材の中から好きな食材8種類を選んでみました。蒸篭は一つしかないので、ご飯を先に蒸しはじめ、途中でその他の食材を全て加えるという流れでいきたいと思います。

蒸篭の使い方

まずは、鍋の準備をしておきましょう。 せいろは鍋で沸かしたお湯の蒸気を利用して蒸すので、 お鍋にたっぷりの水を入れます。大体7〜8割くらいが目安です。 お鍋の水を沸かしていきます。

蒸篭は使う前に、水で濡らします。蒸篭が焦げてしまわないようにするためです。素材の中まで水を染み込ませた方が良いので、水につけておく方が良いのですが、時間がない場合は、全体をしっかり濡らすということだけはやりましょう。

蒸篭に食材を入れていこうと思うのですが、 我が家では、蒸篭を使うときは、この調理用シートを利用しています。 蒸篭を買ったときに、一緒に売っていたので、購入しました。 食材が蒸篭になるべく付かないようにすることで、食材のくっつきや匂い、油シミなどを防いで、お手入れを楽に済ませるためです。

今回も調理用シートを敷いてから、食材をのせていきます。

他の食材より時間がかかりそうな「冷凍ご飯」を先に温めていきます。 ラップを少しふんわりさせて、ラップに包んだまま、蒸篭にのせます。 お鍋の水が沸騰したら、蒸篭を鍋の上にセットします。 冷凍ごはんの蒸し時間は、15分が目安ということだったので、 とりあえず、15分でやってみたいと思います。

5分経ったので、一度取り出して、ご飯の様子を確認してみます。 周りはやわらかくなってきていますが、中はまだ固まっていますね。 このタイミングで、残りの具材をご飯の横に並べていきます。 セットできたら、またお鍋に戻し、10分蒸していきます。

10分後、蒸篭を再び開けて、蒸し加減をチェック! 映像で余り伝えられていないのが残念ですが、 湯気と一緒にいい匂いがしてきます。 ふっくらしていて、豚肉なんかはジューシー。 シズル感がありますね〜。 見た感じ、ごはんも大丈夫そうです。

つけだれは、 宮のたれ、ごまだれ、オリーブオイルと塩にしてみました。

食べてみましょう。

冷凍ごはんをラップから取り出して、お椀の中で崩します。 蒸し時間15分だと、かためな仕上がりですね。 火が通ってなくて食べられないというわけではないけど、 もう少しふっくらにするなら、15分以上はやったほうが良いかなと思います。 何度か繰り返し試してみる中で、ベストな時間を見つけていくのがよさそうです。 他の食材は、10分蒸してみたのですが、蒸し加減はバッチリ。 しっとり柔らかな仕上がりで、素材の味を感じる美味しさです。 この量を一人で食べるとボリューミーではありますが、 美味しくて完食しちゃいました!

お手入れ

食べ終わったら、お片付け。 洗剤を使うと洗剤の成分が浸透してしまうので、洗剤は使わず、水できれいにしていきます。 調理用シートを使っているので、蒸篭にはあまり汚れはつきませんが、隙間に入り込んでしまったりするので、そこら辺はよくみながら洗っていきます。 洗い終わったら水気を切って乾燥。 仕舞い込まずに出して、風通しよく保管するのが良いそうです。

まとめ

今回は、「蒸篭」をご紹介しました。 蒸篭料理は、好きな食材をただ蒸すだけでも美味しい一品ができます。 お湯の準備をして、好きな食材をのせて、あとは待つだけ。 お手入れも簡単に済ませられるから、準備から後片付けまで楽チンです。 この蓋を開けた時に立ち上がる湯気の美味しい香り、食べる前のワクワク感を味わっていただきたい! 初心者でも手の出しやすい価格で購入できる蒸篭もあるので、 ぜひ蒸篭デビューがまだの方、トライしてみてほしいなと思います。

 

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