【冷蔵庫 パナソニック WPX】全室紹介!冷凍性能や使いやすさを実際の使用例とともに解説【NR-F607WPX 使用レビュー】

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こんにちは、FuFu-Thirtyです。

2021年8月中旬頃、パナソニックのドラム式洗濯乾燥機を購入したんですが、その時に実はもう一つ、買い替えを検討していた「冷蔵庫」も一緒に購入しました。 購入したのは、PanasonicのNR-F607WPX。 二人暮らしにはだいぶ大きい冷蔵庫なんですが、 なぜ私たちはこの冷蔵庫を選んだのか。 我が家なりの冷蔵庫の選び方と この冷蔵庫を選んだポイントをご紹介。 実際使ってみてどうなのかもお伝えしていきます。

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【冷蔵庫 パナソニック WPX】全室紹介!冷凍性能や使いやすさを実際の使用例とともに解説【NR-F607WPX 使用レビュー】

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はじめまして。 30代の夫婦が運営する、”FuFu-Thirty”です。 わたしたちは、夫婦ふたり暮らしです。 私たちが大事にしていること、 それは「いつも上機嫌でいる」こと。 このチャンネルでは、毎日を”ごきげん”に暮らすために 私たち夫婦が取り入れているアイテムや工夫について、 発信していきます。 ズボラなので…

買い替えのきっかけ

これまで使用していた冷蔵庫は、こちらTOSHIBAの「GR-D34N」 容量は340リットルなので、2人暮らしには丁度良いサイズでした。 少し低めの使いやすい設計になっていたので、身長155cmに満たない私でも上部まで取り出しやすく、また、冷凍庫も容量88リットルとこのサイズの中では、比較的大きめなので、食材買い溜め派の私たちにとっては、良い冷蔵庫でした。

買い替えのきっかけは、 おうち時間が増えて家で料理を楽しむ機会が増えたこと、また、在宅勤務が増えたことで、手軽にお昼を済ませられるような冷凍食品を購入する機会も増え、冷凍庫のスペースがもう少し広いといいなと思うようになりました。 壊れてしまったわけではないけど、元々使っていたものを知人から譲り受けて、私たちも長く使ってきたので、使用年数はかなり経っていました。ということもあり、買い替えを検討していました。

新しい冷蔵庫に求めたこと

新しい冷蔵庫には次のことを求めました。

容量は、 10年以上使用することになるので、家族が増えた場合を考え、容量は550リットル程度。 3〜4人暮らしだと400〜500リットルが目安とされているんですが、 冷蔵庫を購入したご家族の話を聞くと、思っていたよりもスペースが足り ないという声もよく聞くし、同じ500リットルでも冷凍庫の割合が、これまでよりも少なくなるというケースもあったりしたので、500リットル+αの容量を選んでおいた方が良いかなと判断しました。

性能面では、 冷凍性能の良さが我が家にとって一番大事なポイントでした。冷凍保存することが多いので、冷凍室の容量が大きいこと、また、買い溜めして冷凍保存しておいた食材を料理に使うことが多いので、冷凍性能の良さは調理のしやすさにもつながると考え、重要視しました。

使いやすさの面では、これまでの賃貸暮らしの経験から、冷蔵庫の扉は、観音開きタイプが良いと思っています。今後も引越すことになるので、間取りによって使いやすさが左右されない、観音開きタイプを希望しました。 また、身長が低いので、少しでも取り出しやすい工夫があるかについても比較検討する際のポイントとしました。

意匠性は、冷蔵庫に限らず、家電選びで大切にしている部分です。使いやすさや機能性はもちろんのこと、インテリアとして部屋に馴染むデザインであるか、という点も大事なチェックポイント。キッチンはリビングに居ても目に入る場所だし、毎日料理をする場所。素敵なアイテムに囲まれて料理が出来たら、気分も上がります。

NR-F607WPX全室ツアー開始

これらの点を踏まえて選んだ冷蔵庫が、 Panasonicの「NA-F607WPX」 それでは、実際の冷蔵庫をみながら、この冷蔵庫の特徴や決め手になった部分をご紹介していきます。

デザイン

パナソニックNA-F607WPX 容量は600リットル 色は、ミスティスチールグレー。 フロスト加工と言って、ガラスに特別な加工が施されているらしく、触ると滑らかで、ほっぺたスリスリしたいくらい気持ちいいんです。指紋や汚れがつきにくいというメリットもあります。

冷蔵庫って、前面と側面で、素材や色味に差があって、横から見るとなんだか残念だなって思うものもあるのですが、この冷蔵庫は側面も美しい。我が家の冷蔵庫置場は、側面がよく見える位置なので、横からみても美しいのは良いです。

扉・ドアポケット

観音開きの両扉は、右ドア対左ドアの幅は、2:1くらいになっています。

右ドアの棚は4段。1段目は、奥と手前で仕切られていて、それぞれ2リットルペットボトルが入るスペースが確保されています。左ドアの棚も4段あります。

ドア棚はどちらも奥行きがあって、たくさん収納でき、斜めに設計されているので、見つけやすいし、取り出しやすくなっています。

入れるものに合わせて、高さも調整可能です。

この観音開きの扉ですが、冷蔵庫によっては、左右のドアの隙間を塞ぐための仕切体の作りで、右・左・閉め方が決まっているものもありますが、こちらの冷蔵庫は仕切体が回転するので、どちらから閉めても大丈夫です。

冷蔵室内

冷蔵庫内ですが、LEDが上と横の三方向から照らしているので、とっても明るいです。

一番下は、パーシャル・チルド切替室、給水タンクがあって、その横、側面に操作パネルがあります。

卵を置く場所は、ここ。もちろん、移動することはできますが、以前使っていた冷蔵庫は、卵の置き場所がドアポケだったので、ドアポケに卵置き場を移動したかったんですが、ドアポケにはサイズが合いませんでした。

トレイも取り外して高さが調整できます。

特徴的なのは、一番上の棚。最上段の奥はデッドスペースになりがちじゃないですか?背が小さい私にとっては特に、最上段の奥は見えづらく、取り出しにくい部分です。

この冷蔵庫は、トップユニット方式といって、ここにコンプレッサーを置いてデッドスペースを減らし、最上段でも奥まで手が届きやすくなるので、食材が管理しやすくなります。ここにコンプレッサーを置いたことで、使いやすくなっている点がもう一つあるんですが、それはのちほど紹介しますね。

よく使うこの部分は、約17cmの高さが確保されていて、ここは、前半分を奥にスライドすれば、手前に背の高いものも置けます。

意外と良いポイントだと思っているのが、トレイがガラス製だということ。劣化しにくいし、下から覗いても、何が置いてあるか分かりやすいです。

パーシャル・チルド切り替え室

ここは、「パーシャル・チルド切替室」その名の通り、操作パネルでパーシャルとチルドを切り替えることができます。 チルドは、凍らない低めの温度で保存、パーシャルは微凍結させて保存という違いがあります。

チルドは、凍結が苦手な乳製品や、納豆、ちくわなど加工食品の保存に向います。 パーシャルは、チルドより低い約マイナス3度で微凍結するので、魚やお肉、鮮度が長持ちし、完全に凍らないので、解凍する必要がありません。

手作りのソースや常備菜なども、使いたい分だけすくえます。

買い溜め・冷凍派の我が家では、この空間は、ほぼパーシャルの状態で利用しています。

微糖結パーシャル実演

お刺身が大好きなので、購入しては、微凍結パーシャルで保存という使い方をよくしています。 今回、サーモンの刺身のサクを購入したので、微凍結パーシャルで保存して、実際どうなのか、試してみましょう。

操作パネルで、パーシャルチルド切替を押して、「中」を選びます。微凍結しにくい時は「強」、部分的に氷すぎるときは「弱」を選ぶようですが、基本的には「中」でOKです。

表面に薄い氷の膜が張っているの分かりますか?サックって音がします。(動画でチェックしてね)

クーリングアシストルーム

微糖結パーシャルと同じくらい期待していたのが、クーリングアシストルーム。CMでいうところの「はやうま冷凍」「はやうま冷却」ができます。

専用のファンで集中シャワー冷却、アルミプレートは熱を素早く奪うので、一気に冷えます。業務用レベルの性能です。

炊き上がった熱々のごはんをラップで包み、クーリングアシストルームで急速冷凍。今まではごはんを冷ましてから冷凍庫に入れていたので、この冷めるまでの待ち時間がなくなりました。

野菜の冷凍保存も以前は解凍すると冷凍特有の食感や味を感じることがあり、美味しさが損なわれていると思うことがありました。さらに、解凍しようとすると、野菜同士がくっついて凍ってしまって、必要な分だけ取り出しずらいということがありました。

クーリングアシストでカットした野菜を急速冷凍するとバラバラに凍るので使いやすく、解凍・調理後も遜色なく美味しく食べることができます。

急速冷却は、煮物や唐揚げなど短時間で味をしみ込ませるために利用したり、デザートにフルーツを食べる際、カットしたフルーツをお皿ごと入れて食べるまで冷やしておいたりもしています。

「急凍」「急冷」ともう一つ、「冷ます」というモードがあります。これは粗熱取りに使えて、お弁当を作った際、蓋を閉める前の粗熱取りの時間を短縮できます。作りたての常備菜を冷蔵庫で保存する前に、ここで粗熱を取ったりもしています。

クーリングアシストルームはもちろん、冷凍室としても使え、アイスクリームなどの小物置き場に使えたり、ごはんを冷凍したらそのままそこで保存しておくこともできます。

我が家の場合は、クーリングアシストルームを活用することが多いので、クーリングアシストで美味しさを閉じ込めた冷凍食材は、その後長期保存になるため、冷凍室に移動させています。

冷凍室

パナソニック冷蔵庫WPXシリーズは、冷凍庫が真ん中モデルになります。冷凍をよく使う我が家にとっては、この位置は使いやすい。

さらに、使いやすいポイントが、100%全開のワンダフルオープン! 奥まで見やすいから探しやすいし、お掃除する時もラクにケースを取り出すことができます。さらに、ケースが3段になっていて、これまたワンダフル。食品の大きさに合わせて分けられるのも良いですよね。

大容量の冷凍室。なぜこれが可能なのか、その理由が先ほど冷蔵室のセクションで説明した「トップユニット方式」と関係があります。 トップユニット方式を採用してない機種だと、コンプレッサーは基本的に冷蔵庫の下にあるんですが、コンプレッサーを冷蔵室のデッドスペースにおいたことで、その分スペースが増え、最大限まで大きく引き出すことができるというわけなんです。

野菜室

冷蔵庫一番下の野菜室、これもまた100%全開のワンダフルオープンなので、使いやすい。

本体ケースの手前側は、仕切りを使うことができて、位置調整が可能です。お米とかペットボトルとか入れておけます。

これは、モイスチャーコントロールフィルター。野菜の保存にちょうどいい湿度を保ってくれるそうで、上段、下段に付いています。 約1週間新鮮さキープというだけあって、確かに、以前の冷蔵庫の野菜室に比べれば、野菜の新鮮さが保たれているように感じます。 野菜も冷凍してしまうことが多いですが、一度に冷凍作業を行うわけではないので、冷凍作業をするまでに、ここで新鮮なまま1週間の猶予が与えられるのは、ありがたいです。

さらに、野菜室だけではありませんが、ナノイーXが全室に行き渡るので、食品の鮮度は保たれ、冷蔵庫内も清潔に保ってくれます。

製氷室

最後に製氷室もご紹介。 給水タンクに水を入れて、本体にセットすれば、最速約120分で氷ができます。操作パネルに「速氷」ボタンがあるので、急いで氷を作りたいときは、最速約80分で氷ができます。

氷が落ちる時の音を低減するための防音マットもついてます。

氷のできる速さもありがたいですが、個人的には、できた氷のサイズが以前に比べると小さめという点が気に入ってまして、水筒に氷を入れるとき、氷が大きくてつっかえるというプチストレスが解消されました。

IoT対応

家電を選ぶときは、IoT対応か否かもチェックしています。スマホで確認できたり、操作できるのはなにかと便利ですよね。

アプリ:Cool Pantry

こちらの冷蔵庫もIoT対応となっていて、 パナソニックのIoT対応の冷蔵庫は、Cool Pantryというアプリを使って、運転状態の確認、エコナビ情報、電気代削減額がわかったり、クーリングアシストの設定ができます。

エコナビといって、冷蔵庫の収納量や生活パターンを検知して、ムダなく節電してくれる機能があります。スマホのGPS位置情報と連携すれば、留守なら省エネモードに、買い物中なら冷蔵庫を冷やしておく、など、さらに最適な省エネモードも提案してくれます。

私は、位置情報を常にONにしていないので、位置情報を必要とする機能は利用していませんが、それでも、このくらいは節電してくれているようです。

クーリングアシストの設定は、キッチンから離れた場所で行うことはなく、冷蔵庫の操作パネルで設定をするため、使っていません。

なので、そこまで大きなメリットは感じていませんが、通知設定で「給水タンクの水がなくなった」というのは、給水するの忘れがちだったりするので、教えてもらえると便利です。

ストックマネージャー(アプリ:Kitchen Pocket × 重量検知プレート)

また、WPXシリーズのみ、この「重量検知プレート」が付属でついてきます。このプレートと「キッチンポケット」というアプリを使用すると、登録した食材のストック管理ができます。

買い物中に「冷蔵庫に卵あと何個残ってたかな、、、?」と思って、卵買うべきか迷ったことありませんか? そんな時のために、卵を管理してみます。

プレートの上に卵を乗せて、アプリで登録作業を行います。

プレートが食材の重さを検知するので、現在の残量が何%なのか設定すれば、それを基準として、残量を確認できます。残量が減ったら通知するという設定もでき、賞味期限も登録しておけば、利用期限の通知設定も可能です。

2人暮らしの600L冷蔵庫の使い方

冷蔵庫600リットルって、⼆⼈暮らしにしては容量が⼤きくて、 冷凍庫はいっぱいにできるんですが、冷蔵庫は常にめっちゃ余裕があります。 なので、冷蔵庫に⼊れていても問題ないようなものは冷蔵庫内に⼊れてしまって、一部パントリー代わりとして使っています。

搬入時に焦ったこと

容量はどうにかなるけど、冷蔵庫本体の⼤きさは、 幅が約685mmありまして、我が家の住居では、室内のドアノブが邪魔をし、ドアを外して搬⼊しました。なので、注意点として、冷蔵庫が搬⼊できそうか、事前にしっかり確認してください。

迷った三菱とパナソニックHPXシリーズ

購入前の比較検討段階では、冷凍性能という⾯では、三菱の冷蔵庫も候補に上がっていたのですが、使いやすさという点ではパナソニックの⽅がポイントが⾼かったです。

当初の想定では、容量は550リットルを⽬安にしていたので、パナソニック冷蔵庫のHPXシリーズでも良かったのですが、家電量販店でずらっと並んだ冷蔵庫をみたときに、この佇まいに惚れてしまいまして、こちらの冷蔵庫を購入する運びとなりました。

まとめ・こんな人にオススメ

我が家の場合、洗濯機と⼀緒に購入することでコスト交渉がうまくいき、定価より安く購入することができましたが、最上位機種なので、購入時のお値段は高い方です。 ただ、最上位モデルの各機能とスペースの広さ、省エネ技術によってランニングコストが抑えられるというメリットを考慮すると、結果的にコスパはよいのかなと思っています。

⾝⻑が低い⽅、⾷材買い溜め派の方、冷凍保存をよく使う⽅は、使いやすさを感じていただけると思いますし、お料理が好きな⽅だと、パーシャルやクーリングアシストの機能を活⽤したレシピなんかも楽しめるので、オススメです。 というこで、パナソニック冷蔵庫NRF607WPXのレビューを終わりにしたいと思います。 少しでも参考になったら嬉しいです。

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