【ミニ書斎】1LDK賃貸でもクローゼットを活用したら小さな書斎ができました

クローゼットの中で仕事する 仕事効率化

夫婦で在宅ワーク開始。「ご飯を食べて、寝る場所」からの変化

私たち夫婦は1LDKの賃貸暮らし。平日は朝から夜まで仕事で家にはおらず、休日もどこかへ出かけることが多いので家でゆっくり過ごすことは少なく、私たちにとっての「家」とは、「ご飯を食べて、寝る場所」という位置づけでした。

しかし、コロナウィルスの影響により、外出することが出来なくなり、「おうち時間」がたっぷり増え、「いかにお家で快適に過ごせるか」ということを考えるようになりました。

仕事面でいえば、2人とも在宅ワークになり、これまで「ご飯を食べて、寝る場所」でしかなかったお家の中に、「仕事をする場所」という要素を組み込む必要が出てきました。

仕事中、気になる。恥ずかしい。1人になりたい。

部屋は、リビングと寝室しかないので、リビングの壁際に勉強机を置いてみたり、普段ご飯を食べているテーブルで仕事をしてみたり、場所を変えながら試してみました。出来ないこともないのですが、相手の様子が見えると、気になって集中しづらい。それに、なんとなく、自分の仕事をしている様子を相手に見られたくないという、恥ずかしさもある。リモート会議の時とか集中したい時とか、「ああ、こんな時、書斎があったらいいな〜」と思ったわけです。

賃貸だから大掛かりな改築はできませんが、既存のスペースの中で、「誰からも見られず、1人篭って仕事が出来るような場所」を作りたい。ドア付きで机と椅子が入りそうな場所が、我が家に1つありました。クローゼットの中です。物は試しということで、ここに書斎を作ってみようということになりました。

 

クローゼット書斎化計画。籠り部屋を作る。

断捨離して持ち物をコンパクトに

まずは、クローゼット内にワークスペースを確保するために、全クローゼットの中身を点検しました。着なくなった服とか、使わなくなった電化製品とか、つい取っておきたくなるショップの袋とか。ゴミ出しのタイミングを気にして、「これは後で片付けよう」なんて思って、そのままクローゼットの中に放置してたものもありました。断捨離してみると、案外スペースがあることに気づけたりします。「スペース無いよ!」と思っても、一度見直すしてみる価値ありです。

 

クローゼットの中に机と椅子を置いてみる

スペースが確保出来たら、机と椅子を設置していきます。書斎として利用した我が家のクローゼットは、横幅124cm、奥行き81cm、クローゼット1段目までの高さ168cmです。

そこに無印良品の勉強机を置いてみました。横幅80cmなので、1cmの余裕を持ってほぼピッタリ収まります。

クローゼットの中に置かれた無印良品の机

クローゼット書斎化計画。無印良品の勉強机がぴったり収まりました。

クローゼット内に照明を設置する

クローゼットの扉を閉めると、真っ暗です。最近ではウォークインクローゼット内に照明が付いている物件もあるようですが、通常のクローゼットの場合、照明用のソケットは付いていないことがほとんどです。そこで、我が家にあった無印良品のクリップライトを取り付けることにしました。クリップで挟める場所さえあれば、ある程度自由にライティングすることができます。上から光を当てることができると、クローゼット内が全体的に明るくなります。

クローゼットの中に設置された間接照明

無印良品のクリップライト

 

クリップで挟む場所が無い方は、デスクスタンドもオススメです。読書モードや勉強集中モードなど、1つの照明でシーン毎に最適な明かりに変えられるものがあったり、デバイス充電が可能なものもあります。高機能なデスクスタンドが3000円前後で買えるものもあるので、検討していただいても良いかと思います。

 

どんな照明にせよ、電源コンセントと電源コードをつながないと動きません。

我が家の場合、クローゼット近くのコンセントから、延長コードを使って、電源を確保しています。クローゼットの扉の下に1cm程度隙間があると思うので、電源コードとコンセントをつなげても開閉することができます。コードがまとまっていないと、扉を動かした時につっかえてしまうことがあるので、コードはまとめておくようにしましょう。

電源の確保

扉の下から延長コードを引いて、クローゼット内に電源を確保。

自分好みのワークスペースに整える。

ここまででほぼ完成しているので、あとは自分好みにワークスペースを整えていけばOKです。

カレンダーを置いたり、ホワイトボードペーパーを貼ってみたり、タブレットを置いてみたり。ティッシュBOXも置いてあると便利です。

クローゼット内に置いた机の上の様子

机の上はこんな感じセッティングしています。

クローゼット書斎を使用してみて

篭ると集中できる。まるで自習室

扉を閉めても、クローゼットの隙間から音は聞こえてきますが、それでも空間がほぼ完全に仕切られているので、誰の視線を気にすることもなく、仕事や勉強に没頭できる環境になったと思います。私は、アイディアを出したり、頭の中を整理したい時に、ここに閉じ篭って作業をすると捗ります。夫は、オンラインの英語のレッスンをここで受けていました。椅子を引いても、空間にまだ余裕があるので、狭さは気になりません。図書館や塾の自習室にあった、ドアや仕切り板で他の人と空間が分けられた席が、お家の中に出来たような感覚です。

クローゼットの中を書斎に

こんな感じにクローゼットの中を書斎化してみました。

暑いことが難点。ドアを開けて風通しを良く

籠り部屋が出来た4月頃は、まだそんなに暑くも無かったのですが、

段々気温が上昇してきて、籠り部屋にこもってしまうと、風が通らないので暑いです。夏場の籠り過ぎにはご注意ください。扉さえ開ければ風は通るので、籠りすぎず、扉を開けて適度に涼むようにしましょう。コップや水筒を持ち込んで、水分補給も心がけたいところです。

 

まとめ

クローゼット内を整理して、空いたスペースを活用したことで、1LDK の賃貸でも、お部屋が1つ増えました。それはとても小さなスペースではありますが、在宅ワークの場所として、1人きりになりたい時に過ごす場所として、大活躍してくれています。暑くて汗ダラダラになっても、この空間で作業したい!と思うほど、お気に入りです。賃貸でも工夫をすれば書斎を持つことは可能です。自分の部屋を持ちたいと思っている方、ぜひお試しあれ。

 

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