在宅ワークでの作業効率化のためにモニターを買ったけど、机に置いたらスペースが狭くなってやりにくいし、なんだかモニターからの圧迫を感じる、なんていう方いらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方には、モニターアームを設置することをオススメします。
今回は、我が家で購入した「Amazonベーシック モニターアーム」をご紹介したいと思います。
机が狭い、、、モニタースタンドにスペース取られちゃう問題
重量のあるモニターを支えるだけあって、モニタースタンドって結構大きいですよね。黒くて、ごついから、机の上に置くと存在感が凄い、、、。
そこで、モニター利用時の環境(Dellモニタースタンド+MacBook)を我が家にある3種類の大きさの机で試し、どのくらいスペースが取られてしまっていたのか確認してみました。
Dell 34インチモニターを縦幅約45cmカウンターテーブルに置いた場合
スタンディングデスクを作る前は、このカウンターテーブル(横約90cm×縦45cm)に34インチのモニター(Dell U3419W)を置いて使っていました。
このモニターの脚土台部分のサイズは、横幅約34cm(最大)×縦幅が約22cm(最大)です。MacBook Proの縦幅が約21cmなので、写真の通り、カウンターテーブルの縦幅ギリギリになってしまいます。
Dell 27インチモニターを縦幅約50cmの無印良品勉強机に置いた場合
最近、Dell27インチモニター(Dell P2720DC)を導入し、我が家の“籠り部屋”はオフィス感を増してきました。
ここで使用しているモニタースタンドの土台部分のサイズは、横幅24.7cm×縦幅18.6cmです。これを、無印良品の勉強机(横80cm×縦50cm)に、MacBook Proと共に置くと、残りのスペースはこんな感じ。先ほどと比べれば多少は余裕があるし、個人的には、狭いことを良しとする“籠り部屋“での使用と考えれば、この狭さは今の所気にしていません。
Dell 34インチモニターを縦幅60cmのDIYスタンディングデスクに置いた場合
元々、広いデスクが欲しくてDIYしたので、写真を見る限りでは、そこまで狭さは感じないかもしれません。しかし、モニターを実際取り付けて見ると、「モニターが近い」という印象はどうしてもありました。
このようにスタンドだけ見ても、スペースは取られているし、そしてそこにモニターが設置されると、狭さに加え圧迫感を感じてしまうというわけです。
問題解決!「Amazonベーシック モニターアーム シングル ディスプレイタイプ」 レビュー
広くデスクを使いたいと思って、せっかくDIYしてまで作ったのに、これでは満足いきません。ということで、モニターアームを設置することにしました。購入したのは、「Amazonベーシック モニターアーム」です。
特徴
- デスク天板にクランプを挟み込むクランプ (※デスク表面に穴を開ければグロメット式も可)
- モニターの表示角度、高さ、傾き、回転を調整することが可能
- 対荷重は2.3kg~11.3Kg
- 「エルゴトロン」のOEM(ブランド名は違うが製造元が同じ)商品らしい(Amazonレビューより)
設置する際のポイントと買って良かった点
ごついモニタースタンドのイメージがあったので、モニターアームが届いた時、こんなに細くて大丈夫かなと、思ってしまいましたが、34インチのモニターも問題なく固定され、スムーズに動いています。
ここからは、設置してみた感想と使用感についてレビューしていきます。
組み立てが簡単!ただし、その前に設置したときのイメージを持っておこう
組み立ての大まかな流れ
組み立ては簡単で、大まかな流れとしては、
クランプを天板に挟み、
棒の部分に下部アームを差し込み、
という3ステップ。
付属のレンチを使って、位置や角度を調整しながら、固定していきます。
設置上のポイント1:天板の厚さ・強度を考慮してクランプを取り付ける
クランプを取り付ける際、設置表面(天板)の厚さを測り、クランプを取り付ける場所(穴の位置)を調整します。デスクの厚さと穴の位置が上手く合わない場合は、板材などを利用して挟む位置を調整します。我が家の場合、以前DIYした時に余った2×4木材の端材を挟んでいます。
板材を利用することで、天板の強度が増し、重いモニターも安定してきます。天板の厚さや強度に心配がある方は、板材を使用したり、また、モニターアーム補強用のプレートを購入することで、その不安は解消出来るかと思います。
設置上のポイント2:予め自分がどのようにモニターを使いたいか考えておく
アームを組み立てる際、モニターを自由に回転させたいとか固定しておきたいなど、利用の仕方によって、ネジの扱い方が変わってきます。モニターアームの関節が動くことで、可動域が広くなり、自由に調整可能となるわけなので、関節を曲げたときの壁との距離も考えておきましょう。
組み立ては簡単ですが、モニターは重いので、設置は1発OKにしたいところです。アームの設置位置含め、自分がどのように使いたいか、使い方を予想して設置するようにしましょう。
アーム内にコードをしまえるから見た目もスッキリ
デスク 周りはコードやケーブルがたくさんありますよね。電動昇降デスク を使っていれば、机の下に集まるコード類もより多くなります。机下のコード類も整理したいところではありますが、取り急ぎ、デスク 上の見える範囲だけでもスッキリさせたいなと思うわけです。
Amazonベーシック モニターアームは、付属の結束バンドで輪っかを作り上部アームの下に、モニターケーブルをアームに這わせることが出来ます。そして、這わせたケーブルを下部アームの中に仕舞い込み、横からケーブルを出すことが出来ます。
アームを組み立てる際に、予めモニター周辺で使用する機材を考えて、必要になりそうなケーブルを一緒に設置しておくと良いと思います。
私の場合、モニターケーブルの他に、MacBook ProとつなぐUSB―Cケーブルと、スピーカー用にUSBと音声出力用のケーブルを設置しています。
モニターアームにケーブルを這わせ、仕舞い込めることで、モニター下にコード類が見えることも無く、まるでモニターが宙に浮いているように見えます。
34インチのモニターでも、スムーズに動き、しっかり位置キープ
使用しているDellの34インチモニターの重量が10.8kg、Amazonベーシック モニターアームの対荷重が2.3kg~11.3Kgということで、しっかり安定するか気になるところではありました。しかし、使用して1ヶ月以上経ちますが、これまで一度もモニターが徐々に下がってきてしまうということは無く、その時に応じて位置を変えても、定めた位置でしっかりキープしてくれています。
アームの動きも滑らかです。
高めにも出来るし、
縦にも出来ます。
まとめ
モニターアームを設置しことで、デスクのスペースが広がり、ストレス無く作業に集中することが出来ています。また、宙に浮いたような見た目は、遠くから見ても美しく見えます。個人的にはワークスペースを美しく見せるポイントはここにあるような気がしています。パソコン机で狭さやモニターの見づらさを感じている方に、モニターアームを導入することをオススメしたいです。その中でも、Amazonベーシック モニターアームは、品質の良さを求めつつ、安く手に入れたいという方にぴったりだと思います。
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